マニュアル車は偉いのか
なぜか車好きのなかでは、マニュアル車を運転することが偉い、という意識があるようだが、今の時代マニュアル車にアドバンテージはあるのだろうか?
CVT、AT(以下、オートマ車)もここ二十年ほどで見違えるように性能がよくなり、渋滞が多く、狭い道が多い日本では、運転に集中できるオートマ車のほうが圧倒的に安全で楽である。
アクセルとブレーキの踏み間違いで事故った、というニュースがテレビで報道されるが、安全装置を完備したオートマ車なら軽減できると思うのだが……。
確かにマニュアル車で踏み間違いの報道はないが、それはマニュアル車に乗っている人が圧倒的に少ないからである。もっともペダルの踏み間違いをしているようでは、マニュアル車は進まないが……。
まだオートマ車が出る前はマニュアル車でも事故が多発していたことを考えれば、さほどマニュアル車にアドバンテージはないように思える。
車両価格も下手をすればマニュアル車の方が高い場合がある。これは大トルクと馬力を受け止めるには、マニュアル車の方が有利であるということだが、これは特別なスポーツ車に限られる。日常で使うには性能など発揮できるわけがない。
モータースポーツの世界を見ても、いまは2ペダル、パドルシフトでレースを行うのが常識になっている。人がギアを操作する時間よりもパドルシフトの方が、0.2秒とかの早さでギアを操作できる。
再度問う。マニュアル車にアドバンテージはあるのだろうか?
車両がオートマ車よりも軽くなる、というのがある。しかし、せいぜい10㎏~30㎏ほどの軽量で、車重が1000㎏以上もある車で、1割にも満たないゴミのような軽量化など無意味である。
価格が安いというのはいいことだが、同車種で比べたら、例えば200万円の車が190万円ぐらいになる程度でこちらも1割に満たないほどの差額である。
わざわざシフトレバーをガチャガチャいわせて乗るほどの値打ちが、いまの時代に必要あるのだろうか?
ここで、サーキットでブイブイいわせているプロドライバーの言葉を引用する。
そりゃあ、オートマ車の方が圧倒的に楽だよ。いまは市販車にもパドルシフトがつく時代だしね。いまの時代、シフト操作など無駄な時代なのは承知しているが、ただ俺たちはシフト操作(マニュアル車)という無駄を楽しんでいるんだ。
ここまで達観できる人が面倒臭いマニュアル車に乗る資格があるだろう。なにしろ、サイドブレーキと組み合わせてコーナーに進入すればドリフトもできるし、車の動きを自分の思い通りに自由自在に操れるのだから。
ただ、マニュアル車といえばすぐにヒールアンドトゥとバカのひとつ覚えのようにいう奴がいるが、あれはコーナーでギアを下げるときに変速ショックを出さないためのテクニックであり、CVTや多段ATなら一番おいしいギアに変速ショックもなく切り替えることができる。パドルシフトでも同様である。またマニュアル車でもそんなことをしなくても、シンクロの容量が増えているので特別に使う場面は少ないはずである。
結局、無駄を承知で楽しめるマニュアルがいいか、運転に集中できるオートマがいいか、は車に対してなにを求めるか、にかかっていると思う。
自主規制
軽自動車とコンパクトカー(5ナンバーサイズ)は偉い、と断言できる。
日本の狭苦しい道路や駐車場で無駄にでかい車を運転するなど、狂気の沙汰である。3ナンバー車など横幅1.8m越えがざらになり、狭い駐車場で何度も切り替えしているのをみると、自分の運転技術に見合った車にのるべきだろう、といつも思う。
そこで、軽自動車の自主規制である。660㏄から780㏄ぐらいにあげて、マイルドハイブリッドを装着し、自主規制を撤廃しさえすれば、馬力もトルクも大幅にあがり、さらに燃費も向上することは、自動車会社もわかっているのである。
それをしないのはなぜなのか?
コストがかかるのである。せっかく660ccで開発したエンジンをまた変えなければならないのは、下手をすれば元が取れなくなる可能性を秘めている。
国がなんといっているのかは知らないが、自主規制だけはもう卒業し、ハイブリッドを中心とした車種の開発が急務であるといえる。
EVがもてはやされているようだが、それは一戸建ての家で電源が自在に使えないと充電だけで何時間もかかるようでは実用にはならない。いくらガソリンスタンドで充電しても、時間がかかればそれだけガソリンスタンドのコストは上がってしまう。
化石燃料を燃やして二酸化炭素の排出量を抑える、などといっても車程度じゃ無理であり、中国とアメリカが削減しない限り、排出量は増え続け、燃料サーチャージのかわりに二酸化炭素サーチャージにして、目標達成などと言っている政治家はご気楽トンボである。
話は逸れるが、二酸化炭素の排出に関しては、1970年代の地球環境パネルですでに危機が迫っていると警告していたにも関わらず、50年以上たった今になってさわいでも無駄である。結局、人間がどうのこうのしようと、最後の勝者は自然であり、地球である。
話を戻すと、二酸化炭素のことにあまり大騒ぎせずにできるだけ減らす、というだけでいいと思うし、日本の道路事情にあった車、軽自動車とコンパクトカーに傾注すべきではないだろうか。
かつてクラウンですら5ナンバーサイズだったことを考えれば、安全基準などを考慮しても、5ナンバーサイズは堅持できるはずである。
いまのでかい車は、車の中に住むんかい、というぐらい豪華で室内は広い。所有欲を満たすには最適だろうが、乗り物として考えれば無駄もいいところである。
大きさはいまの軽自動車の規格で、エンジンを780ccほどにして、マイルドハイブリッドを搭載しさえすれば、車重が重くなっても十分実用に耐えうる車になると思う。車は鈍重でもっさりした乗り味よりも軽快で必要なときに必要なトルクと馬力がでればいいのである。
2030年に化石燃料車が販売されなくなるということだが、これまで積み上げてきた技術を犠牲にすることなく、豪華ではない快適な車をぜひ開発して欲しいものである。
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