ここで、色のつけ方、X軸の年度・月年度の並べ替え、はpart1で説明したものを使う。
売上推移
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

左端の折れ線を左クリックする
左はPower BI上の画面、右は視覚化のビジュアルのビルド
左はPower BI上の画面、右はビジュアルのビルド。X軸に年度テーブルから年度と月年度、Y軸に本体から純売上を入れる。
あとは、part1で解説した色のつけ方、X軸の年度・月年度の並べ替えを行えばよい。

完成した売上推移。線の色はデフォルトのまま
顧客による純売上・分類売上
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

円グラフを左クリックする
左はPower BI上の画面、右は視覚化のビジュアルのビルド

ビジュアルのビルドの凡例に切り出した顧客から顧客を入れ、値に本体から純売上を入れると、グラフは上のようになる
あとは、part1で解説した色のつけ方を行えばよい。

完成した顧客による純売上の円グラフ
分類売上
分類売上の円グラフは、顧客による純売上と同じ手順で作成できる。凡例に切り出した分類の分類を入れるだけで、あとは、part1の色のつけ方を行えばよい。
前年度同月比
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

折れ線グラフを左クリックする
左はPower BI上の画面、右はビジュアルのビルド。X軸に年度テーブルから年度と月年度を入れる
Y軸については、新しいメジャーを作成して次のDAX式をコピペする。

新しいメジャーを左クリックするとメジャーが出てくる

ここに次のDAX式をコピペする。このとき、マウスではできないので、Ctrl+Vで貼り付ける
DAX式
前年度同月比 = DIVIDE(SUMX('f薬局Data',[純売上]),
CALCULATE(SUMX('f薬局Data',[純売上]),SAMEPERIODLASTYEAR('年度テーブル'[Date])))
本体に前年度同月比が出来上がるので、それをY軸に入れる。

このグラフにpart1で解説した色のつけ方とX軸の年度、月年度の並べ替えを実行する
横軸を赤に変える。

書式設定>ビジュアル>グリッド線>横で、スタイルと幅(px)はデフォルトのままにし、カラーは右端の矢印を左クリックして赤を選択する

完成した前年度同月比のグラフ
年度累計
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

折れ線と棒グラフを左クリックする
左はPower BI上の画面、右はビジュアルのビルド。X軸に年度テーブルから年度と月年度、列のY軸に本体から純売上を入れる。
線のY軸には新しいメジャーを作成してDAX式をコピペする
新しいメジャーを左クリックするとメジャーが出てくる
DAX式
月次累計 =
IF(ISBLANK(SUM([純売上])),
BLANK(),
TOTALYTD(SUM([純売上]),'年度テーブル'[Date],"3/31")
)
本体に月次累計が出来上がるので、それを線のY軸に入れる。
このグラフにpart1で解説した色のつけ方とX軸の年度、月年度の並べ替えと、前年度同月比で行った横軸を赤に変える、を実行する

完成した年度累計のグラフ
散布図
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

散布図を左クリックする
X軸に商品から商品、Y軸に本体から個数、サイズに本体から純売上を入れる

グラフの各点を色分けする

ビジュアルの書式設定>ビジュアル>マーカー>カラー>カテゴリー別の色
にチェックを入れる

このグラフにpart1で解説した色のつけ方を実行する

このようになればOK
商品伸び率
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

左端から3番目のマトリックスを左クリックする
行に年度テーブルから年、列に商品から商品、値に本体から純売上を入れる

表が完成したら、右上の三点リーダーを左クリックして、データのエクスポートを
左クリックする

この画面がでたら保存を左クリックする
エクスプローラで、作成しているPower BIのフォルダをみると、data.csvがある。

data.csvを選択して左クリックするとExcelが自動的に立ち上がりデータが取り込まれている

Excelに取り込まれたデータをテーブルにする。その方法はA1セルをクリックし、
Ctrl+tを実行する

この画面がでたらOKを左クリックする

挿入>ピボットテーブル>テーブルまたは範囲から を左クリックする

既存のワークシートにチェックを入れてOKを押す。ここではE2セルを選択した

この画面がでたら、列に商品、行に年、値に純売上を入れる

図のように、データの左上を左クリック>右クリック>計算の種類>基準値に対する比率を左クリック

この画面がでたらOKを押す

一番上の行と総計を除いた行ラベルからすべての商品名を選択してコピーし、
新しいシートへ値貼り付けをする

行ラベルを年に書き換えて、Excelメニューのファイルから上書き保存をして、Excelを閉じる

Power BIのホーム>データを取得の下半分を左クリック>テキスト/csvを左クリックする

data.csvを選択して左クリックする

この画面がでたら読み込みを左クリックする

フィールドにdataと表示されるので、名前を商品伸び率に変更する

dataを右クリックして、名前の変更を左クリックする

この状態になったら、商品伸び率と入力する
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

折れ線を左クリック
商品伸び率から年をX軸、すべての商品をY軸に入れる
入れ方は、年はドラックしてX軸へ、商品は左端の四角にチェックを入れると自動的にY軸に入る。
フィールドの商品名を左クリックし、%表示を左クリックして、表示を変える

書式の全般が、パーセンテージに変わる。これを商品すべてに実行する

このグラフにpart1で解説した色のつけ方(売上推移)を実行する

これでグラフは完成である。上の商品名をクリックすればその線が点灯する。また、このグラフに本体とのリレーションは組まない。スライサーの影響を受けさせたくないためである
商品名の位置を変えたい場合は以下のようにすればいい。

凡例のオプションの位置の右端の下矢印を左クリックする
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

左から2番目の棒グラフを左クリックする
X軸に本体から純売上、Y軸に本体から純売上を入れる

X軸の純売上を右クリックして、新しいグループを左クリックする

右の上から2番目のビンのタイプを下矢印を左クリックして、ビンの数にし、左下のビンの数を8にして、OKを押す
グラフとX軸はこのように変わる

Y軸の純売上を右クリックして、カウントを左クリックする。
カウント(一意の値のみ)をクリックしないように
グラフとX軸、Y軸はこのように変わる

画面右端のフィールドにある純売上(ビン)を左クリックする

Power BIメニューのデータ型の右端の下矢印を左クリックして、テキストを左クリックする
グラフを選択し、書式設定のビジュアルの列を左クリックして、間隔を左クリック。パディングが20となっているので0にする
グラフのビンは接する
画面右端のフィールドにある純売上(ビン)を左クリックして、Power BIメニューでテキストにしたものを、整数に戻す。

はい、を押す
書式のビジュアルのデータラベルをONにする。
あとはpart1で解説した色のつけ方を実行する

ヒストグラムの完成
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

右端の2番目を左クリック
X軸に商品から商品、列のY軸に本体から純売上を入れる
これに、累積比率の曲線を線のY軸に入れる。個数の場合は列のY軸に本体から個数を入れる
累積比率を出すためには、DAX式が5つ必要となる。新しいメジャー>コピペを5回繰り返して作成する。
DAX式・総計
純売上計 = SUM('f薬局Data'[純売上])
個数の場合
個数合計 = SUM('f薬局Data'[個数])
DAX式・ランク
純売上ランク =
RANKX(
ALL('商品'[商品]),
[純売上計]
)
個数の場合
個数ランク =
RANKX(
ALL('商品'[商品]),
[個数合計]
)
DAX式・累積
純売上累積 =
SUMX(
TOPN([純売上ランク],
ALL('商品'[商品]),
[純売上計],
DESC
),
[純売上計]
)
個数の場合
個数累積 =
SUMX(
TOPN([個数ランク],
ALL('商品'[商品]),
[個数合計],
DESC
),
[個数合計]
)
DAX式・全商品
全商品の純売上合計 = SUMX(ALL('商品'[商品]),[純売上計])
個数の場合
全商品の個数合計 = SUMX(ALL('商品'[商品]),[個数合計])
DAX式・累積比率
純売上累積比率 = DIVIDE([純売上累積],[全商品の純売上合計])
個数の場合
個数累積比率 = DIVIDE([個数累積],[全商品の個数合計])
70%ラインを引くために、新しいメジャーを作る
グラフの累積比率の線を赤に変える。列のY軸に純売上の累積比率と70%を入れる

書式設定>ビジュアル>行>色で変更する

完成したパレート図
スライサー
Power BI上のなにもないところを左クリックする。

左端のじょうごを左クリックする
フィールドに年度テーブルから年度を入れる
スライサーの設定はこれだけである。あとは、part1で解説した色のつけ方をして、大きさを整えればいい。

完成したスライサー
Ctrlキーを押しながら左クリックすれば複数選択ができるが、初めから複数選択をする方法もある。
スライサーを選択し、書式設定>ビジュアル>スライサーの設定>選択項目>
Ctrlキーで複数選択のチェックをOFFにする
どちらを使うかは、好みの問題である。
ここで、スライサーが年度のみ、ということに注意して欲しい。
Power BIの特徴の1つとして、グラフ間の相互リレーション作用、というのがある。
例えば、分類円グラフの1つの項目を左クリックすれば、グラフ全体がその項目に沿って変化し、散布図で商品名を1つクリックしても、グラフ全体がその商品に関するものに変化する。
選んだ項目を解除するには、項目のグラフの余白を左クリックすればいい。
Power BIでのスライサーは本当に必要なものだけに限る。
以上で、Power BIによる経営ダッシュボードの作成は終了である。
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