ダッシュボード 作り方 Power BI編 part1

はじめに

Power BIにはインストール版とアプリケーション版がある。大きな違いは書式設定にある項目の配置である。

ここではアプリケーション版を使用して解説する。

前提条件

前提となるのは

  • 本体のデータが出来上がっていること。
  • 本体からの切り出しが終了していること。
  • Power BIに本体と切り出しが取り込まれていること。

である。

目標とするダッシュボード

ダッシュボード 事例」で紹介したものを再掲しておく。

目標とするダッシュボード

年度テーブル

ここで扱っている年度テーブルは以下のものである。これをコピペして使用する。

年度テーブル = 
ADDCOLUMNS(
CALENDARAUTO (),
"年", YEAR ( [Date] ),
"月", MONTH ([Date]),
"月年度", FORMAT ([Date], "M"&"月" ),
"月並べ替え",if(MONTH([Date])<4,MONTH([Date])+9,MONTH([Date])-3),
"年度",if( MONTH ([Date])<4,(YEAR ( [Date] )-1)&"年度",(YEAR ( [Date] ))&"年度")
)

これを見てもわかる通り、四半期、日、曜日、上半期・下半期などは年度テーブルで扱っていない。必要がなかったからである。

すべての年度テーブルが必要な方は、以下のものをコピペして使用して欲しい。

年度テーブル = 
ADDCOLUMNS(
CALENDARAUTO (),
"年_数値", YEAR ( [Date] ),
"年_yyyy年",FORMAT([Date],"yyyy年"),
"月_数値", MONTH ([Date]),
"月_MM月", FORMAT ([Date], "MM月" ),
"日_数値", DAY ([Date]),
"日_DD日", FORMAT([Date],"DD日"),
"年月_数値", VALUE(FORMAT([Date], "yyyyMM" )),
"年月_yy年MM月", FORMAT ( [Date], "yy年MM月" ),
"年度_数値",if(MONTH([Date])>3,YEAR([Date]),YEAR([Date])-1),
"年度_0年度",FORMAT(if(MONTH([Date])>3,YEAR([Date]),YEAR([Date])-1),"0年度"),
"年度四半期_数値", if(MONTH([Date])<4,4,if(MONTH([Date])<7,1,if(MONTH([Date])<10,2,3))),
"年度四半期_0Q", if(MONTH([Date])<4,"4Q",if(MONTH([Date])<7,"1Q",if(MONTH([Date])<10,"2Q","3Q"))),
"週_数値", WEEKNUM ( [Date], 1 ),
"週_第00週", FORMAT ( WEEKNUM ( [Date], 1 ), "第00週" ),
"曜日番号月曜から_数値", WEEKDAY ( [Date], 2 ),
"曜日_aaa", FORMAT([Date],"aaa"),
"日と曜日", FORMAT ( [Date], "DDaaa" ),
"年度会計",if( MONTH ([Date])<4,YEAR ( [Date] )-1,YEAR ( [Date] )),
"月並べ替え",if(MONTH([Date])<4,MONTH([Date])+9,MONTH([Date])-3),
"上期_下期",if(MONTH([Date])<4,"下期",if(MONTH([Date])<7,"上期",if(MONTH([Date])<10,"上期","下期"))),
"上期_下期並び替え",if(MONTH([Date])<4,2,if(MONTH([Date])<7,1,if(MONTH([Date])<10,1,2)))
)
作成の手順

Power BIメニュー>モデリング>新しいテーブル を左クリック

ここに年度テーブルをコピペする

マウスではできないので、Ctrl+C で貼り付ける

日付テーブルとしてマークする を左クリック

同じく 日付テーブルとしてマークする を左クリック

列を選択してください の右端の矢印をクリックしてプルダウンででてきた Date 
を左クリック 

OKを押す

左端の真ん中をクリックする

月年度を左クリックする

列で並べ替えを左クリックして、月並べ替えを左クリックする

「処理中です」が消えたら、左端の一番下を左クリックする。

一番下を左クリックする

本体(f薬局Data)の年月日に、年度テーブルのDateをドラックアンドドロップ

リレーションが組めたら、左端の一番上を左クリックして、Power BIの画面へ戻る

色のつけ方

ここではカードビジュアルと売上推移を例にして、色のつけ方を解説する。

カードビジュアル

元々のカードビジュアル

上の左端がグラフ、真ん中が書式設定、右端が詳細な分析

吹き出しの値を左クリックし、色を左クリックして、白を選択。再度吹き出しの値を左クリックする。

カテゴリーラベルを左クリックして、オフにする

カードビジュアルはこの状態になる

書式設定の全般を左クリックして、効果を左クリック。

色を黒の上から3番目を左クリック

タイトルを左クリックして、テキストに達成率と入力し、フォントをB(太文字)にして、テキストの色を白に変更。背景色をピンクにして、横方向の配置を真ん中の中央にする

このようになればOK
売上推移

元々の売上推移

書式設定のビジュアルでタイトルをオフにする

書式設定の全般のビジュアルでテキストの内容を消去して売上推移とし、Bで太文字に変え、テキストの色を白にし、背景色をピンクにし、横方向を中央の真ん中にする

書式設定の全般の効果で背景の色を、黒の上から3番目にする

書式設定のビジュアルのX軸で、フォントの色を白にする

Y軸は、書式設定のビジュアルでY軸の値でフォントの色を白にする
線の色の変更

書式設定>ビジュアル>行>色で右端の下矢印を左クリックして変更する

X軸の年度・月年度の並べ替え

出来上がった売上推移のX軸を並べ替える

X軸のラベルの連結をオフにする

グラフ表示画面に出てくる三点マークを左クリックして、軸の並べ替え、年度月年度を左クリックする

同様にして、三点マークを左クリックして、軸の並べ替え、昇順で並べ替えを
左クリックする
X軸の縦棒の表示

書式設定のビジュアル・グリッド線>縦軸>スタイルを実線>カラーを白>pxを1 に変更

キャンバスの色の変更

キャンバスの空白部分を左クリックして、グラフを選択していない状態にしてから、書式設定を行う。

ページの書式設定でキャンバスの背景を左クリックする

キャンバスの背景で、色を青紫に変更し、透過率を0%にする

本体と切り出しの名前が違う場合のDAX式の変更方法

DAX式で例えば

達成率=DIVIDE(SUM(’f薬局Data[純売上]、……))

となっているときに、’f薬局Data[純売上]、……))の部分を削除すると

候補一覧

といったように候補の一覧が表示されるので、その中から選ぶとよい。

また、Power BIはマウスでのコピーと貼り付けができないので、Ctrl+C、Ctrl+Vで操作すること。

レベルゲージ

Power BI画面上のなにもないところを左クリックする。

左端から3番目を左クリック

このようなグラフがでてくる
値に純売上を入れると右図のようにグラフが変わる

ここで作り方は2通りに分かれる

1つ目は直接、最小値、最大値、目標値を入れる方法である。

書式設定>ビジュアル>直接、数値を入力する

もう1つは新しいメジャーを3つ作る方法である。(ここでは、この方法をとる。理由は達成率を出すときに必要だからである)

ホーム>新しいメジャーを3回繰り返す

売上最小値というメジャーを作成。個数の場合は個数最小値=0とする

新たに売上最大値というメジャーを作成(ここでは任意に数字を決めた)
個数の場合は個数最大値=1000000とした

新たに売上目標値というメジャーを作成(ここでは任意に数字を決めた)
個数の場合は個数目標値=800000とした

最小値、最大値、目標値に、上で作成した売上最小値、売上最大値、売上目標値というメジャーをそれぞれ入れる。個数の場合も同様の手順で行う

グラフができたら、1bnの線を赤くする

書式設定>色 でターゲットの色を赤にする。あとは色のつけ方で解説した通りに、表題を売上指標に変えて、色を変更する

出来上がったレベルゲージ。個数の場合も純売上と同様の手順でできる

カードビジュアル

右端から3番目を左クリック

このようなグラフが出てくる

フィールドに以下のDAX式で作った売上達成率を入れる。
DAX式・達成率

売上達成率 = DIVIDE(SUM('f薬局Data'[純売上]),'f薬局Data'[売上目標値])

個数達成率 = DIVIDE(SUM('f薬局Data'[個数]),'f薬局Data'[個数目標値])

これを%表示に直す

本体(f薬局Data)にある売上達成率を左クリック
個数の場合も同様の手順で行う

%を左クリックして、小数点の桁数を2から1にする

あとは色のつけ方を実行し、大きさを整えればOK

完成した売上達成率。個数の場合も純売上と同様の手順でできる

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