- はじめに
- 前提条件
- 目標とするダッシュボード
- 年度テーブル
- 色のつけ方
- X軸の年度・月年度の並べ替え
- キャンバスの色の変更
- 本体と切り出しの名前が違う場合のDAX式の変更方法
- レベルゲージ
- カードビジュアル
- サイトご利用方法
はじめに
Power BIにはインストール版とアプリケーション版がある。大きな違いは書式設定にある項目の配置である。
ここではアプリケーション版を使用して解説する。
前提条件
前提となるのは
- 本体のデータが出来上がっていること。
- 本体からの切り出しが終了していること。
- Power BIに本体と切り出しが取り込まれていること。
である。
目標とするダッシュボード
「ダッシュボード 事例」で紹介したものを再掲しておく。
年度テーブル
ここで扱っている年度テーブルは以下のものである。これをコピペして使用する。
ADDCOLUMNS(
CALENDARAUTO (),
"年", YEAR ( [Date] ),
"月", MONTH ([Date]),
"月年度", FORMAT ([Date], "M"&"月" ),
"月並べ替え",if(MONTH([Date])<4,MONTH([Date])+9,MONTH([Date])-3),
"年度",if( MONTH ([Date])<4,(YEAR ( [Date] )-1)&"年度",(YEAR ( [Date] ))&"年度")
)
これを見てもわかる通り、四半期、日、曜日、上半期・下半期などは年度テーブルで扱っていない。必要がなかったからである。
すべての年度テーブルが必要な方は、以下のものをコピペして使用して欲しい。
ADDCOLUMNS(
CALENDARAUTO (),
"年_数値", YEAR ( [Date] ),
"年_yyyy年",FORMAT([Date],"yyyy年"),
"月_数値", MONTH ([Date]),
"月_MM月", FORMAT ([Date], "MM月" ),
"日_数値", DAY ([Date]),
"日_DD日", FORMAT([Date],"DD日"),
"年月_数値", VALUE(FORMAT([Date], "yyyyMM" )),
"年月_yy年MM月", FORMAT ( [Date], "yy年MM月" ),
"年度_数値",if(MONTH([Date])>3,YEAR([Date]),YEAR([Date])-1),
"年度_0年度",FORMAT(if(MONTH([Date])>3,YEAR([Date]),YEAR([Date])-1),"0年度"),
"年度四半期_数値", if(MONTH([Date])<4,4,if(MONTH([Date])<7,1,if(MONTH([Date])<10,2,3))),
"年度四半期_0Q", if(MONTH([Date])<4,"4Q",if(MONTH([Date])<7,"1Q",if(MONTH([Date])<10,"2Q","3Q"))),
"週_数値", WEEKNUM ( [Date], 1 ),
"週_第00週", FORMAT ( WEEKNUM ( [Date], 1 ), "第00週" ),
"曜日番号月曜から_数値", WEEKDAY ( [Date], 2 ),
"曜日_aaa", FORMAT([Date],"aaa"),
"日と曜日", FORMAT ( [Date], "DDaaa" ),
"年度会計",if( MONTH ([Date])<4,YEAR ( [Date] )-1,YEAR ( [Date] )),
"月並べ替え",if(MONTH([Date])<4,MONTH([Date])+9,MONTH([Date])-3),
"上期_下期",if(MONTH([Date])<4,"下期",if(MONTH([Date])<7,"上期",if(MONTH([Date])<10,"上期","下期"))),
"上期_下期並び替え",if(MONTH([Date])<4,2,if(MONTH([Date])<7,1,if(MONTH([Date])<10,1,2)))
)
作成の手順
を左クリック
「処理中です」が消えたら、左端の一番下を左クリックする。
色のつけ方
ここではカードビジュアルと売上推移を例にして、色のつけ方を解説する。
カードビジュアル
売上推移
線の色の変更
X軸の年度・月年度の並べ替え
左クリックする
X軸の縦棒の表示
キャンバスの色の変更
キャンバスの空白部分を左クリックして、グラフを選択していない状態にしてから、書式設定を行う。
本体と切り出しの名前が違う場合のDAX式の変更方法
DAX式で例えば
達成率=DIVIDE(SUM(’f薬局Data[純売上]、……))
となっているときに、’f薬局Data[純売上]、……))の部分を削除すると
といったように候補の一覧が表示されるので、その中から選ぶとよい。
また、Power BIはマウスでのコピーと貼り付けができないので、Ctrl+C、Ctrl+Vで操作すること。
レベルゲージ
Power BI画面上のなにもないところを左クリックする。


ここで作り方は2通りに分かれる
1つ目は直接、最小値、最大値、目標値を入れる方法である。
もう1つは新しいメジャーを3つ作る方法である。(ここでは、この方法をとる。理由は達成率を出すときに必要だからである)
個数の場合は個数最大値=1000000とした
個数の場合は個数目標値=800000とした
カードビジュアル
売上達成率 = DIVIDE(SUM('f薬局Data'[純売上]),'f薬局Data'[売上目標値])
個数の場合も同様の手順で行う
サイトご利用方法
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